神絵祭 10周年入場無料/
版画・グッズ展示販売会

★工房さんに取材に行ってきました!★

版画には様々な技法があり、近年の版画はそれらを組み合わせて制作する
ミクスドメディアが中心となっていますが、工房のこだわりにより
仕上がりは大きく変わってきます。
紙の製造からはじめ質感にこだわる工房や、「液体以外にならなんでも刷ります」という
チャレンジ精神にあふれた工房、そして何度も世界的な賞を獲得している工房など
アールビバンでは多数の工房と契約することで、多くの作家の要望に
応えてきました。

そんな中でも特に作家様たちに人気ある特殊効果「キラ」についてご紹介します。
キラとはラメやパール粉、雲母の粉など作品に塗布することで質感を表現する技法のひとつです。
素材や色味、粒子の大きさなどで様々な表現が可能になります。

例えば作品にラメを入れる場合でも、どのラメを使うか、ラメの密度は
どのくらいにするか、写真の場合では3種類のラメに濃淡をつけ塗布した紙を用意し
実際の作品に当ててイメージングしていきます。
そののせ方も出したい結果に合わせて筆をつかうかエアブラシを使うかきめ
手作業で載せていきます。

このように、ラメ一つをとっても細かなこだわりと確かな技術で
最高峰の作品を作り上げています。

版画を見るときに、少しだけ制作工程を思い出してみてはいかがですか?