☆カントク先生、最新版画情報!!
カントク先生ファンなら皆様きっとお待ちかね!
あの作品の版画がついに登場です。
―作品のテーマを教えてください。
カントク先生(以下、カ)
もともと今年のコミック1用に描きおろした絵なのですが、その時のテーマがファンタジーでした。
オリジナル娘を使ったファンタジーを描くと、中途半端にならないか不安だったのですが、
現実に存在して、しかも幻想的なウユニ塩湖を舞台にすることで、異世界的なファンタジーではなく
幻想的に広がる水の世界の中に人物を描くことができました。
アニメや写真などでたびたびウユニ塩湖を見ていたというカントク
先生、今回のタイトルは天使を意味する『SERAH』に決定。
カ:
もともと天使を描きたかったわけではなくて、『結果』として
天使になりました。
ウユニを描き進めたものの『青空』感が強くなってしまって…。
じっさいよく見るウユニ塩湖の映像は昼間のものが多いですよね。
その透明感が幻想的なのだと思うのですが、今回はあえて
夕方にしてみたいという思いと、ファンタジーということで
翼をはやしてみました(笑)
―版画の出来栄えはいかがでしょうか?
カ:
今回世界観が合うということで、ジェルを使った金属板での版画制作をお願いしたのですが
透明度や立体感の造形技術が年々進んでいるらしく、層状に版画を刷った部分がくっきりと浮き出しているのが
凄いです。
今回は版画ならではの表現にもこだわり、見応え200%の1枚ができあがりました。
会場では制作工程もご紹介させていただく予定です。
必見の一枚、是非お楽しみに!