mocha先生 版画紹介!!『プラネタリウム』
今回はmocha先生の版画作品『プラネタリウム』をご紹介いたします。
『プラネタリウム』©mocha
今作では、mocha先生の代名詞ともいえる“星”を画面全体に散りばめた大迫力の幻想世界を描いています。
-役目を終え佇む投影機-
かつて幾多の星を映し出していた天井は崩れ落ち、そこには本物の夜空が広がっています。
夜の静寂に、廃墟となったプラネタリウムと、現在も変わらず輝き続ける星座の対比が心に迫る作品です。
★今作『プラネタリウム』に対するmocha先生の想い
「メインは星空ですが、主人公は投影機です。『今までは投影機自身が星空を映していたが役目を終え、本当の星空を見ることができた』というコンセプトがあります。」
「星空には星座を描きました。星座は夜空に特別な想いを込めたいときに描きます。 遠い昔の人間によって生み出された星座という想像は、今も変わらず私たちに受け継がれています。そして、誰しも自分の星座があるからこそ、それが特別な存在になるのだと思います。」
「長い時間のなかで人々が星座に込めてきた想いに心を寄せ、 この投影機が過ごしたであろう悠久たる時の流れとそのドラマを楽しんでいただけたら幸いです。」
mocha先生の描く“満天の星空”と“圧倒的な世界観”の作品『プラネタリウム』をぜひ会場でご堪能ください。
皆様の神絵祭へのご来場をお待ちしております。