藤真拓哉先生 新作版画『夜明けと共に』
可愛い女の子、凛とした美しい女の子、様々な女の子の魅力を描きだす藤真拓哉先生☆
今回の新作の女の子はどんな子でしょう……!?
言葉に表すと、『清廉』『黎明』という言葉が似合う、そんな清らかで美しい作品です。
『夜明けと共に』
©産経新聞社/藤真拓哉
この作品は産経新聞社さまの『絵師100人展 12』にて描き下ろされた作品で、『道』というテーマでイラストを描かれました。
白無垢に身を包んで、夜明けと共に新たな道へと進んでいく花嫁さん。
前に進んで行く力強さと、明けてゆく夜空に、希望に満ち溢れた明るい未来が来ますようにという、藤真先生の願いが詰まっています。
荘厳で美しい作品ですが、可愛らしい装飾や華やかさが所々に散りばめられていて藤真先生らしさがそこかしこに見られる素敵な作品です。
今回は藤真先生作品では初の「朱漆」を使用した、漆に刷る版画作品となります。
漆は『古代朱(こだいしゅ)』という、日本古来の伝統の朱色を用い、黒漆に朱を重ねた奥深さを感じる素晴らしい工芸です。
特殊効果に金箔と綺羅(ラメ)を使って、品のある作品に仕上げました。
ぜひ日本の伝統工芸と現代版画の融合を藤真先生の美しいイラストと共にお楽しみください。