神絵祭

神絵祭

入場無料/絵画展示販売会

深崎暮人先生 版画紹介!!

深崎暮人先生によるCradleシリーズの描き下ろし新作の『枯レ乙女』「これまでの作品にはないような構図にチャレンジしたい」そして「先生自身が自分の家に飾りたい」というコンセプトのもとに描かれた力作です。

この絵を描くにあたって、深崎先生は自宅のドライフラワーなどを丁寧に観察し、構図や色を考え、ラフを何度も描きなおして納得いくものに組み上げていったそうです。

やや伏し目がちなその横顔は引き込まれるほどの美しさですね。

こちらに目線が来ていないからこそ、その目線が捉えているものや少女の想いを私達は心で追ってしまうのでしょうね。

版画制作においては、版画デビュー以来の付き合いの工房さんに制作していただき納得のいく仕上がりになりました。

本作は版画紙を使用したバージョンとメタルを使用したバージョンの2つあります。

版画紙を使用したバージョンでは、通常サインを入れる余白部分をサイン入れするものとしては使わず、「この絵の中で唯一の真っ白」の色の表現に使うよう額装のご要望を頂きました。

従って、余白は上下左右均等の幅に細く見えるようにし、サインは絵の中に銀ペンで入れるようになっています。

▼額装イメージ

またメタルバージョンは透明度が上がる分、ラメの量が多くなり過ぎないよう調整し、キャラと一部植物の部分には最後の樹脂コーティングをせず、マットな仕上がりの印象になるよう調整して制作されています。

 

 

ぜひ会場にて作品をお楽しみください。