神絵祭

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緒方てい先生 初版画作品発表!!その③

緒方てい先生の初版画作品のご紹介は今回が最終回!

今回ご紹介させていただく版画3作品目はこちら

『気象つかさどる巫女』

2024年9月に発売された雑誌「E☆2frontier-plus-Vol5」にて描きおろしされた本作が版画化。
雨上がりの光輝く美しい情景と、その眩い光の中に佇む巫女さんの姿を描かれています。

版画色校正写真▼
髪の装飾にラメ、水滴にはラメと樹脂が手彩で入っています。

  

作家コメント


〈作品のテーマ〉

この少女はE☆2frontierの連載企画第一回目に登場したキャラクター「立花いづも」さんです。
彼女は巫女専門学校(略してみこせん)の学生でなんと気象を操ることができます。

まだまだ未熟なためか成功率はとても低く、成功しても精神力をごっそり持っていかれるのでとても疲労してしまう設定です。
地面の水たまりに映った青空とまだ光が刺していない場所との対比が気に入っています。

色校正を確認させて頂いたところ、複製原画よりもサイズが大きいことと、職人様の加工も相まって「この現象はもしかしたら、誰かの眼前で起きているのでは?」と思ったので手前の水玉を追加しました。

いづもさんのボーイorガールフレンド、あるいは幼馴染にでもなった気持ちで見て頂けましたら嬉しいです。


 

前回までにご紹介した2作とはまた違った晴れ渡る晴空を描いた本作。
同じ和がテーマでありつつもそれぞれ全く異なった四季・情景を描いた版画ラインナップとなり、どれも大変素晴らしい仕上がりとなっています。

ぜひ会場にてご覧ください!!

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

 

★『緒方てい先生 初版画作品発表!!』記事はこちら

『緒方てい先生 初版画作品発表!!その②』はこちら