七草先生　新作についてのコメント

先日発表させていただきました、６年ぶりの七草先生新作版画。

今日はその新作について先生からいただいたコメントをお届けいたします。

 

◆作品のテーマを教えてください。
まず大きい生き物を入れよう、という方向性で描きはじめました。
以前の版画の描き下ろしでも大きい生き物を描いているのですが、
あれはすでに骨になっているものだったので、今度は生きているものを。

 

◆タイトルの由来を教えてください。
奇をてらわずにシンプルにそのまま名付けました。

 

◆描かれているキャラ設定を教えてください。
少女と巨狼の旅のワンシーンです。
和風に偏り過ぎないようにデザインにはファンタジー風味を盛り込みました。

 

◆少女と、その後ろにいる獣(オオカミ？)の関係が気になります・・・！
巨狼は神格で、少女はその巫女という間柄ですが、
逆に少女に連れまわされている。というイメージで描いてます。

 

◆制作でこだわった（または苦労した）ところはどんな部分ですか？
花の色の加減はキャラが埋没した絵にならないよう、調整に気を使いました。

 

◆会場でご覧になる方へメッセージを頂けますでしょうか。
何年かぶりにこうやって版画を出させて頂く事になりました。
気に入って頂けたなら幸いです。